イベント中止や規模縮小で花の需要が低下している現実をどうにかしようと、八女市の農業振興課と地産地消推進協議会が立ち上げられた『YAME FLOWER YELL PROJECT』。
八女市内の公共施設・医療機関・高齢者施設・障害者施設などにアレンジフラワーを提供し、玄関や待合室などに飾花。目にした方々に心に穏やかな一時を過ごしていただき、合わせて、八女産の花を贈りましょう!飾りましょう!というメッセージも発信していくプロジェクト。第一弾として、取り組みを知っていただくためのポスター制作を担当させていただきました。
八女を代表する花々をメインに構成し、写真ではなく水彩画で制作。一筆入魂・・・とは言い過ぎですが、少しでも花たちの持ち味が伝わるように描きました。
実はこのプロジェクトの構想は、4月末の入院時にいただいたお話でした。そうです、まさしくベッドの上です(笑)。治療に専念するために設えられた空間だから仕方ないと、頭じゃ分かっていますがココロはやはり空虚感や寂しさを感じます。
そんな状況で目にした緑や花がどれだけチカラになってくれたか。そんな植物への感謝の気持ちを思い出しながらの制作。自身が経験したことが少しでもお役に立てれば。
「ありがとう。」「がんばってね!」「穏やかにね。」「大丈夫だよ。」
色とりどりの伝えたい想いを、花と共に、大切な人へ贈ってみてはいかがでしょうか。
Producer:Ryuta Kanai
ArtDirector:Keisuke Ienaga
Planner:Ryuta Kanai / Miwako Ienaga
Designer:Keisuke Ienaga
CopyWriter:Miwako Ienaga
illustrator:Miwako Ienaga
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