東京都中央区にございます株式会社はこ様の新事業、メンズコスメブランド立ち上げに参加させていただきました。
まずはスターターセットとしてスパークリングフェイスウォッシュとオールインワンジェルを展開。
商品名は『FUNCTIONAL B(ファンクショナル ビー)』。
BはBeautyからきており、機能的な美を追求するメッセージが込められております。
![f:id:iengmwk:20211125062824j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/iengmwk/20211125/20211125062824.jpg)
![f:id:iengmwk:20211125064314j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/iengmwk/20211125/20211125064314.jpg)
商品名の大文字小文字などデザイナーにお任せということでしたが、当初から男性用なので大文字をぼんやり考えておりました。ただ、効果的なデザインには全て意味があります。「ただなんとなく」で完成したものはそれだけに耐久性がなく、長く続くデザインには必ず骨太のロジックがあります。
検証しておりますと、大文字の綴りには小文字にはないシンメトリーな形状が隠されていることに気づきました。コスメを使うときは鏡の前、そして商品コンセプトの「まず動け。」は自分に対して問いかける言葉。これらを踏まえて改めて大文字に決定、シンメトリーなロゴタイプを目指しました。
![f:id:iengmwk:20211124192715j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/iengmwk/20211124/20211124192715.jpg)
![f:id:iengmwk:20211124193157j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/iengmwk/20211124/20211124193157.jpg)
大文字に決定後、表記の簡素化や「B」のカタチなど様々なアイデアを提案しましたが、「『永遠』を意味する丸の中にBを入れたい」という先方のご要望から、ロゴタイプとのバランスを再検証。
![f:id:iengmwk:20211125055402j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/iengmwk/20211125/20211125055402.jpg)
![f:id:iengmwk:20211125060022j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/iengmwk/20211125/20211125060022.jpg)
パッケージのアートワークは世界中に熱狂的ファンがいらっしゃる内田洋一朗氏。
お打ち合わせでは、商品のサイズ感と今伝えるべきメッセージを含め様々なお話をさせていただきました。
![f:id:iengmwk:20211125061849j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/iengmwk/20211125/20211125061849.jpg)
とにかく内田氏の世界観と商品のバランスを壊さないこと。細心の注意を払いました。
![f:id:iengmwk:20211125062551j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/iengmwk/20211125/20211125062551.jpg)
プロデューサーの金井氏より、「一言。パンクでお願いします」とご依頼されてから約一年。いつも以上にダムドを聴きまくったお仕事でした(笑)
メインビジュアル制作にあたり、様々なプライベート記録写真を提供してくださいました山田さま、前田さま、野見山さま、古庄さま、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
![f:id:iengmwk:20211125062556j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/iengmwk/20211125/20211125062556.jpg)
Producer:CROMAGNON&Co.
CreativeDirector:Ryuta Kanai
ArtDirector:Yoichiro Uchida / Keisuke Ienaga
Designer:Keisuke Ienaga
Caligrapher : Yoichiro Uchida
コメントを残す