福岡商工会議所さまより、発足後50周年を迎える福商生命共済制度のブランディング強化を図るため、ロゴマーク、ブランドスローガン及びステートメントのご依頼。

「福岡商工会議所(福商)がやっていることがなかなか伝わってないんですよ。」というお話と、生命共済に対してまだまだお堅いイメージをもたれていることから、まずそれまで埋もれていた「福商」の漢字をひらがなにすることを提案。福商と生命共済をしっかりと分け、互いの存在を確保しつつ全体的に柔らかい印象に。

シンボルマークは経営者さまのいちばん身近な生命共済でありたいという想いから、『親しみ』の花言葉をもつ、黄色いガーベラをモチーフ。
生命をかたどったハートの花びらは、加入者さまお一人お一人。加入者さま同士が共に手をとり合う姿を大輪の花で表し、明るい経営の輪を咲かせていきたいという想いを込め、全ての花びらが繋がって一つになるよう設計しました。そして何よりもヒヤリングの中でよく耳にした、「ご年配の方にもわかりやすいもの」「明るくキラキラ」のワードを念頭に、流行やトレンドに左右されない、次の50年先でも耐久性のあるシンプルなものを目指しました。

様々なデザイン案の中から、担当者さまたちと最終的に絞った3案を加入事業所1600社による投票にて決定。基本的に私どもの仕事は最終決裁権のある方と決定まで進めていくのですが、今回は公開投票ということで、数ヶ月に及ぶ投票の途中経過を聞くのが楽しかったです。その中でも一番わかりやすいシンプルなこの案が採用されました。

24時間、365日。
12枚の花びらが、事業者さまの未来に安心を咲かせます。

AccountExecutive : Yoshihiro Nomaguchi / Haruno Tanaka
ArtDirector:Keisuke Ienaga
Designer:Keisuke Ienaga
CopyWriter:Miwako Ienaga