日本・海外のインフラを支え続けて50年。福岡県大牟田市にございます信号電材株式会社さまのリブランディングに伴うクリエイティブを担当。
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経営トップ、各部門からプロジェクトチームを選定、一般社員も参加しての「企業スローガン」を抽出するため、数年に及ぶワークショップを重ね紡ぎ出された言葉は『すすむをつくる。』。
CIに関しましては既存のロゴマークに対し、リファインレベルに応じて数段階のデザインを検証。既存のロゴの世界観は崩さないことを念頭に、より時代性・汎用性のあるものに決定。
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驚いたのが補助信号。矢印の角度は一見90度に見えるのですが、実は100度だということ。
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人間の目にストレスなく見える角度、このΦ250を検証し導き出されたされたのも信号電材さま。
「誰にでも見やすい安心安全」を創り出す、信号電材さまの象徴ともいえるこの数値をCIにも取り入れ、ロゴタイプは100度の斜体に。また「すすむ」をイメージさせる3つの三角と信号3灯を表す円の組み合わせで「安全をつくり、安心な社会を実現する未来へ向かう姿勢」を表しました。
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「D」は「TRIGRAM-D(トライグラムD)」と呼び、全て正四三角形・正円で構成。
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私は正直、このお仕事に携わらせていただくまで、信号機自体を意識したことがありませんでした。それほど我々の生活の中に、当たり前に存在する信号機。『安心安全』をモットーに、毎日毎日、正確に私たちの生命を守ってくれています。そこには福岡の偉大なる挑戦者たちの絶え間ない研究と検証、努力の結果が込められていました。
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Producer:Toshiro Koyanagi / Ryuta Kanai
CreativeDirector:Ryuta Kanai
ArtDirector:Keisuke Ienaga
CopyWriter:Masashi Matsuda
Designer:Keisuke Ienaga
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